【ダイエット向き・不向き?】食材徹底解剖〜うなぎ編〜
[最終更新日:2021/06/20]
こんにちは、ありちゃん(@mmx_mzk)です。
今回は【ダイエット向き・不向き?】食材徹底解剖〜うなぎ編〜をご紹介します。
みんな大好き うなぎ!
香ばしく焼きあげた香りと、ふっくらと柔らかい身がたまらない食材・うなぎ。うなぎは子どもから大人まで、幅広い層から人気ですよね。しかし、うなぎはカロリーや糖質が高く、ダイエットには不向きなイメージはありませんか?
こちらではうなぎがダイエットに向いているのか、徹底解剖します! 「うなぎは好きだけど、ダイエット中に食べていいの?」とお悩みの方はぜひ、参考にしてくださいね♪
「キムチ」編は▶
うなぎのカロリー・糖質は?
☆うなぎのカロリー
- 100g(蒲焼き)…約293kcal
- 100g(白焼き)…約331kcal
一見、砂糖や醤油などを合わせたタレを絡ませた蒲焼きの方がカロリーが高そうに思えますが、実は蒲焼きよりも白焼きの方がカロリーが高いのです。これは、うなぎの焼き方の差と言われています。
白焼きは、調味料などを加えずうなぎを素焼きにしますが、蒲焼きは焼いた後にタレを絡ませてから再び焼くため、脂が落ちて白焼きよりもカロリーが低いのだそうです。
☆うなぎの糖質
- 100g…約0.3g
うなぎは魚の中だけでなく、食品の平均から見ても糖質の低い食材とされています。しかし、こちらは調理前のうなぎの糖質なので、蒲焼きにしてタレを絡ませたり、うな重にしてごはんと一緒に食べると、その分糖質もアップするのでご注意ください!
うなぎのダイエット効果
うなぎは夏バテに効果がある、という話を聞いたことがある方も多いでしょう。うなぎは疲労回復が期待されるだけでなく、ダイエット中に不足しがちな栄養素や、女性に嬉しい美容効果やアンチエイジング効果のある栄養素がたっぷりと含まれているのです♪
☆うなぎのダイエット効果①糖質や脂肪の代謝を助ける
うなぎのダイエット効果その①は糖質や脂肪の代謝を助ける。
うなぎに含まれるビタミンB郡には、糖質や脂肪の代謝を助ける働きが期待されています。糖質、脂質の代謝を助け、エネルギーに変える働きがあるので、ビタミンB郡はダイエット中の溜め込まない体作りに欠かせません!
また、うなぎには疲労回復効果が期待されていますが、これはビタミンB郡によるものです。他にもビタミンB郡は口内炎や髪、爪、皮膚など粘膜系の健康維持にも効果的とされていますよ。
☆うなぎのダイエット効果②コレステロールや中性脂肪を減らす
うなぎのダイエット効果その②はコレステロールや中性脂肪を減らす。
魚の脂身には多価不飽和脂肪酸(DHA・EPA)が含まれています。
うなぎにも多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、DHAには記憶力や視力の回復効果、がんや心臓病、高血圧、糖尿病、脳卒中、動脈硬化の予防と改善にも効果があるされており、悪玉コレステロールを減らす作用もあると言われていますよ。
一方、EPAは血管の病気と言われる脳梗塞や心筋梗塞などの病気の予防に効果が期待され、コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。
☆うなぎのダイエット効果③筋肉量を維持できる
うなぎのダイエット効果その③は筋肉量を維持できる。
うなぎにはカルシウムが含まれています。「カルシウムがダイエットに関係あるの?」と思われるかもしれませんが、ダイエットをするには適度な筋肉が必要です。
骨を丈夫にするために必要な栄養素であるカルシウムを摂ることで、筋肉量を維持しながらダイエットすることが可能ですよ! カルシウムはダイエット中に不足しがちな栄養素ですが、うなぎを食べることでしっかりと摂取することができます。
うなぎは、カルシウムが豊富に含まれていることで知られている牛乳よりも、たくさんのカルシウムが含まれているのです♪
うなぎを使ったダイエットにおすすめのレシピ
☆うざく
うざくとは、三重県の郷土料理であり、うなぎときゅうりの酢の物のことです。うなぎのふっくらと柔らかい食感に、きゅうりのシャキシャキとした食感がアクセントになっており、酢の酸味でさっぱりといただくことができるメニューとなっています。
お好みでしらすや生姜を加えても◎!
☆うなぎの卵とじ
刻んだうなぎの蒲焼きを卵でとじた1品。卵は食物繊維とビタミンCを除く栄養素を全て含んでおり、栄養素の高さから『完全栄養食品』とも呼ばれています。ダイエット中に不足しがちな栄養をうなぎと卵でカバーすることで、健康的にダイエットしましょう♪
濃いめの味付けにすると丼ものにぴったりですが、丼ものにするとつい、ごはんを食べすぎてしまうので、ダイエット中は薄味にしておかずとして食べるのがおすすめです。
【ダイエット向き・不向き?】食材徹底解剖〜うなぎ編〜をご紹介しました。
うなぎは糖質が低く、栄養がたっぷり含まれている食材なのでダイエット中も進んで摂取したい食材ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ダイエット中にうなぎを食べるときに気をつけるべきは、丼ものとして食べないこと。うなぎ自体は糖質が低いですが、【うなぎの糖質】でご紹介したようにうな重としてうなぎを食べると、タレやごはんにより糖質がアップしてしまうので注意が必要です。
また、うなぎは栄養価が高い食材ではありますが、うなぎには食物繊維が含まれていないので、うなぎを食べるときは食物繊維が豊富な野菜や海藻類のサラダ、スープなどを付け合わせに食べるとよいでしょう。
ダイエット中も上手にうなぎを取り入れて、食を楽しみながら減量に努めてくださいね♪